神奈川県横浜市港南区下永谷二丁目32番1号
・天照皇大御神 他七柱(伊邪那岐命(いざなぎのみこと) ・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
・應神人天皇(おうじんてんのう) ・日讀命(ひよみのみこと) ・月讀命(つきよみのみこと)
・武甕槌命(たけみかづちのみこと) ・菅相公(かんしょうこう))
※天照座皇大御神…古くから「お伊勢様」と称されている
伊勢の神宮の皇大神宮(内宮)にお祀りされている皇室の御先祖神であり、私たち
日本人の総氏神である。神話では伊邪那岐命・伊邪那美命二神の子で、月讀命・素戔鳴尊と
並んで三貴子(みつのうづみこ)の一人であり、太陽の女神とされる。
永禄元年正月(皇紀二二一八・西暦一五五八)住民が合議し、
天照皇大御神を守護神と崇め、村の中心に当たる当地にお祀りしたもので、
新編相模風土記には、「神明宮、永谷村の鎮守とす。祭礼十一月十六日村持」とある。
村持とは村民の代表が経営することを示している。
文化十一年十二月(皇紀二四七四・西暦一八一四)社殿を改築。国家神道時代には、宮司が任命され、
永野村の村社であり、明治四十一年十一月三日(皇紀二五六八・西暦一九〇八)には村内の小字に散在する
お宮(長町の八幡社・厳島社、芹が谷の白山社・天神社、八木の白旗社・日月社)を合祀した。
大東亜戦争後は国家管理の手を離れ、昭和二十四年公布の宗教法人に依り昭和二十八年八月二十日附、神社規則の
知事認証を受け、宗教法人と成って今日に至る。
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